顧問・井出 誠

 現在の山岳部員は初級者が多く、合宿や秋季山行もテントを設営した後はサブザックで行動する形態で行っています。個人装備も初めはほぼ何も持っていないので、とりあえず登山靴・雨具・ヘッドランプを購入させて、夏トレのときにシュラフとマット、という順に装備を増やしています。OB会にはとてもお世話になっていて、大菩薩ヒュッテを利用させていただくときはもちろん、夏季合宿や読図山行、更には定例山行にもOBの方にサポートしていただき、たいへん感謝しています。

 かつての山岳部のような先鋭的な活動はとても出来ませんが、部員は皆山好きで仲良く山行を楽しんでいます。今後も身の丈にあった活動を続けたいと考えています。
1号A_01
秋季山行(金峰山・瑞牆山)10.7-8

 このコースは大半をサブザックで行動できるので、女子や初級者が多い現在の山岳部では数回実施しています。2年前のときは富士見平小屋の幕営場はガラガラでしたが、小屋がリニューアルされたこともあり、今回は50張以上のテントがあり驚きました。

 テント設営後瑞牆山往復。あいにく曇りでしたが、瑞牆特有の岩峰の面白さを味わうことが出来ました。その後天候が回復し、夜は晴れて流れ星が見えました。翌日は5:50富士見平を出発。快晴で、大日岩では大きく展望が開け、その後砂払の頭から金峰山まで素晴らしい眺望に恵まれた行程となりました。12:00に富士見平に戻りテント撤収。

 一泊でしたが部員一同秋の奥秩父を満喫することが出来ました。(井出)